インタビュー

この職業に就いたきっかけや経緯を教えてください

航空業界に興味があり、求人を探していたところ、藤村石油で働いている高校の同級生に誘ってもらい入社しました。前職は土木業で高速道路の補修などの仕事をしていて、航空業界は全くの未経験でしたが、小さい頃から好きだった飛行機に関わる仕事がしたいと考えて転職を決意しました。

現在の業務内容と仕事のやりがいを教えてください

藤村石油(株)航空部空港営業所では、松山空港に離着陸するすべての航空機の給油を行っています。給油車両へジェット燃料を積み込み、航空機の到着に合わせてランプへ出動。航空機が到着し、お客様が全員降りたら給油を開始します。1回の給油量は機種によって異なりますが、大型機で約2,000ガロン（約7,570リットル）。ただ天候や搭乗人数など状況によって変動があり、毎回航空会社からのオーダーに応じて給油しています。給油にかかる時間は大型機で20分ほど、小型機では10分くらいです。限られた時間の中で安全に作業を行い、航空機の定時出発に貢献できたときは達成感がありうれしいです。

職場の雰囲気を教えてください

職場の雰囲気はとても温かく、働きやすい環境が整っていると感じます。現在空港営業所は15名在籍しており、私と同じ30代が4人。あとは40代、50代の経験豊富な先輩方が多いです。この道一筋20年以上の大ベテランの上司から知識や経験談を聞けるのをとてもありがたく感じています。
航空機への給油作業は「ワンマン給油」といって基本的に1人で行うのですが、定期的にミーティングがあり、シフトの関係で勤務時間が重ならない人とも顔を合わせるいい機会になっています。ミーティングでは業務のことをみんなで話し合っているため、上司にも意見を言いやすいです。

空港で働くことの魅力、今後の展望について教えてください

航空機の運航を支える中の一人として、毎日航空機を送り出すことができることです。ランプで航空機を間近で見ることができるのは、この仕事の特権！入社前からもちろん飛行機は好きでしたが、より関心が増しています。
私たちは燃料の品質管理も重要な仕事として担っているのですが、今後も日々の点検や整備の知識、技能向上に努め、上司が行っている給油車の検査業務にも携わっていきたいと考えています。

1日の仕事の流れ

• 8:00

  出社

  アルコールチェックやパスの確認をします

  8:20〜11:00

  給油車両の点検、給油作業

  航空機の発着に合わせてランプへ出動

  11:00〜13:00

  ローリーの受け入れ、品質検査

  ローリーで運ばれてきた燃料を検査

• 13:00〜14:00

  昼休憩

  14:00〜17:00

  給油作業

  航空機の離発着が多い時間帯。安全かつ迅速に給油作業を行います

  17:00〜19:00

  在庫管理、事務処理など

  航空機の便数に応じた在庫管理を行います

  19:00〜20:30

  給油作業

  この日最後の給油作業。終了後に1日の出荷量を確認して業務終了