この職業に就いたきっかけや経緯を教えてください
元々は陸上自衛隊におりましたが、先輩からの紹介で2016年にKSP・WESTに入社しました。それから長らく地元西条の大規模工場で施設警備員として働いていましたが、2023年の1月にそこが閉鎖となり、上司から松山空港の現場が始まるので働かないかという話を受けました。現在、西条市からの通勤は遠いため松山市内に用意された会社の寮に入って通勤しています。
現在の業務内容と仕事のやりがいを教えてください
航空機が到着してから出発するまで飛行機の傍に立って監視する、機体監視の業務を担当しています。運航状況によって離発着が予定の時刻から遅れることがありますので、常にスケジュールをチェックし、4人のチームでカバーし合って業務を遂行します。航空機の離発着の合間を縫って、交代で休憩を取っています。
空港の営業開始から終了までの長時間勤務で体力的に厳しいこともありますが、飛行機が好きだったので、こんなに近くで働けることにとても感動しました。また、さまざまなデザインの機体が松山空港を訪れるのでとても楽しいです。お客様が写真をお撮りになっている姿を拝見したり、SNSなどで話題に上がっていたりするのを見ると少し誇らしくなります。
空港警備ならでは点や空港で働くことの魅力を教えてください
機体監視は、駐機している飛行機へ不審物の搭載や不正なアクセスによって飛行機や旅客の安全が脅かされることのないよう、不審者や不審車両が近づいていないか、作業者に不穏な動きをしている者がないかをチェックする仕事です。そのため、飛行機だけではなく、その周辺にも視野を広げて監視しなければならない難しさはあります。また各航空会社のスタッフの方や清掃業者や給油業者など、ランプで働く人の情報を記憶し、連携を図る必要もあります。
空港の外から見る景色も良いですが、様々な職種の方たちが携わっている現場で一員として働けることをとても誇らしく感じます。
採用希望の方へのメッセージをお願いします
松山空港には機体監視だけでなく保安検査や巡回警備もありますから、様々な現場でいろんな方たちと一緒に仕事をして可能性を見つけるチャンスだと思います。またKSP・WESTでは空港保安警備業務など国家資格の取得に力を入れているので、これから警備を始める方や、資格を取得してワンランクアップしたいという方にはおすすめです。私も、空港警備を始めてまだ1年ですが、資格にチャレンジしようと考えています。年齢に関係なく働くことができるので、目標は100歳まで現役です!
頑張れば頑張った分だけ成長できる環境で、一緒に空港の安全を守りましょう!
6:30
出社
その日の警備スケジュールと連絡事項を確認
6:45〜7:45
機体監視
無線機やヘルメット、安全ベストを装着しランプで機体監視
8:30〜10:00
機体監視
約40分の休憩を挟み、機体監視を再開
10:00〜10:40
倉庫の警備
ランプにある貨物室の警備
10:40〜12:30
機体監視
12:30〜13:45
昼休憩
13:45〜16:00
機体監視
航空機の離着陸が増えてくる時間。チームワークを発揮して監視にあたります
16:55〜18:55
機体監視
約50分の休憩を挟み、機体監視を再開
19:45~21:30
機体監視
約50分の休憩を挟み、機体監視を再開。最終便の監視を終えて業務終了
(C)Matsuyama Airport Promotion Council