入社から現在まで、飛行機の誘導、貨物・預入手荷物の積み込みや管理、パッセンジャーボーディングブリッジ（旅客搭乗橋）のつけ外し、プッシュバックなどのランプ業務を中心に担当しています。松山空港は地方空港ですが、大型機から小型機まで様々な機種が運航しているので、幅広い業務に携わることができます。
天気や到着時刻、お客様の人数、貨物の個数など日々条件が違う中、どうすれば安全に定刻で飛行機を出発させられるかを考え、全部署で協力して無事送り出せたときや、飛行機が出発しお客様に手を振ってお見送りする際、手を振り返してもらえるとお客様の旅をお手伝いできていると実感し、やりがいを感じます。
また、知り合いや友達、両親が飛行機に乗ったよと言ってくれたときに飛行機の運航を支える役割の一端を担っていると感じられて嬉しく思います。

安全運航を堅持するために、作業が１つ１つ細かく決まっており、あまりこの業種に詳しくなかったので最初は覚えるのにとても苦労しました。業務手順は変更されることもあるので、日々自分の中で情報を更新していくのは大変ですが、安全性を守っていくためにとても大切なことだと感じています。飛行機の運航は、外部から見えていない部分で、思ったよりもたくさんの方が携わっており、グランドハンドリングはチームワークが大切な仕事です。職場は、全員の名前と顔が一致しており、先輩と後輩、上司と部下の距離が近く、全体でフォローし合う風土があるので、何かあった時にもすぐ相談することができます。

諸外国の要人が来日する際の応援ハンドリングに出張し参加させていただいたことです。各国の要望に応じて臨機応変な対応が求められ、ミスが出来ない現場だったためとても緊張しましたが、ANAグループの1人として大役を任せていただき、最後に完璧でしたと言っていただいたことがとても嬉しかったです。また、現地空港の方や各空港から集まったANAグループの仲間と一緒に交流し、つながりができたことも嬉しかったです。

専門学校など、学生生活で航空業界について学んでいた人も、初めてグランドハンドリングという仕事に触れる人も、活躍できる場面がたくさんある職場です。少しでもいいなと感じて松山空港で働くことを選択肢の1つとしてもらえると嬉しいです。皆さんのこれからの就職活動を応援しています。